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ぼんやりとPC前に座り、調べたい目的があるわけでもないのに
2chなどを見ています。この駄目人間が!
TVつけっぱなしにしているのよりタチ悪そうだ。
その中で「後味の悪い話」を教えあう(?)スレがありまして、
それで思い出した話をネタに。
後味は悪くはない、ただ自分にとっての軽いトラウマ話。しかもウロです。
小学校低学年の頃に読んだ「くまの子ウーフ」って本の、とある話。
ウーフとお父さんがリビングでダラダラしていると
開けっ放しの窓から蝶が一匹室内に入ってきてウーフ大興奮。
捕まえようと躍起になっているウーフに「そっとしときなさい」と促す父。
そんな事聞くはずも無く、はしゃぎ続けるウーフ。
蝶を表に出してやろうと、父が新聞で蝶を窓へと誘導してやると
「だめ!ぼくの!」と窓から出かかった蝶を閉じ込めようと窓を閉めるウーフ。
いきおい余って、蝶、圧死。
ウーフが号泣しつつ蝶の墓を作っていると、友達のウサ美(仮)登場。
「何やってるの?」「蝶のお墓を作っているんだ」
「そう。可哀想だね。じゃあ、この飴お供えしたげるね」
そこにコン吉(仮)登場。「何やってるの?」「蝶のお墓にお参りしてるんだ」
「そんなのただの自己満足じゃない?
じゃあウーフは毎日お肉とか食べるたびにワンワン泣くのかな?」
やめさないよ と咎めつつも、コン吉に反論する言葉が浮かばないまま
その場を立ち去るウサ美。一人残されるウーフ。
墓を見ると、供えた飴に蟻がたかっている。
「これは蝶の為にあげたんだ!」とか言って、蟻がついたまま飴を食べるウーフ。
口の中から蟻の悲鳴が聞こえて、ウーフがびっくりして終わり。
最後のオチよりも、蝶圧死のあたりが印象に残りすぎてて、
長年ずっとそこで話が終わっていたと勘違いしてたくらいです。
多分、小学低学年に犠牲の上にある命とかってのが理解出来なかったのと、
その後、ウーフと同じような体験
(帰り道にトンボを捕まえようと帽子を振ったら、トンボの頭だけ帽子の中。
しかし飛び続けるトンボが目の前に…) とかしたからかな と。
実際に失う体験しないと、距離感は身に付かないね。
くまのこ並の脳ですいません。
ちなみに、今までで一番後味悪かったのは、とある合同誌での小説。
最初、あらすじ書こうと思ってましたが、
これは「後味悪い」んじゃなくて「胸糞悪い」のだと気付き、削除。
話考えられる人ってすごいねー。